小倉建設ブログ

衣更え

6月を迎えた風習「衣更え」のお話。

この「衣更え」は、平安時代の宮中行事が起源で、鎌倉時代に武家社会へと広まったようです。

明治時代に公務員の制服の衣更えを6月1日と10月1日(年2回)に定めたことが民間に浸透し、今日に至っているということです。

 

因みに、今でも着物(和服)は、6月から単衣(ひとえ)、7月から薄物(呂とか紗の生地)、9月から単衣、10月から5月末までが袷(あわせ)というふうに、年に4回衣替えをします。

長襦袢の「半襟」も上記内容に伴って替えるんです。面倒な気もしますが、お洒落を楽しむことができますね。

衣更えは、中学生等の通学風景をみると、より実感がわくような・・・(私だけ?)

いずれにせよ、お世話になった衣服を労り、次の出番迄ゆっくり生地を休ませる役割もあります。

 

皆さんも素材に適したお手入れをし、収納も考えて、見直ししたり、増やしたりしてみてはいかがでしょうか?

当社、匠の技の塊である大工さんを取り揃えておりますので、ご相談はいつでもどうぞ!

総務部  福永